2025/01/06 11:18
1/2からの続き。
友達というには申し訳ないような年齢の人たちや、相手はそう思ってないかもという程度の関係、大人同士の付き合い上の関係が圧倒的多く、よく言う大人になって友達を作るのは大変だという事が30代になってから特に、身に染みて感じます。
子供の頃は、男女問わず俗に言うフィーリングだけで仲良くなっていくのだと思いますが、
大人になると、そういった"人となり"だけでなく、生活環境や家族構成、出会う場所、趣味嗜好など、様々な属性のフィルターを通して出会う事で、フィーリングだけで距離を縮める事が減ったような気がします。
そんな中で、日常の偶然で友好的な関係を築ける人たちがごく僅かにいます。
その方達の年齢は、実はパッと出てこないですし、趣味嗜好の話もしませんし、仕事の話も特にしませんが、お相手の前で"貴方は私の友達です"と胸を張って言う事ができます。
その方達とは、共通して"相手を敬い、お話を聞く事が好き"と言う点でとても相性がいいと言うことでした。
私自身、会話でキャッチボールができて初めて、相手に考えている事が伝わり、"人となり"がわかって、相手が安心感を覚えるのだとおもいます。
丁寧に、言葉というツールをしっかりと駆使して、体力を使い、相手に伝えようとしてくれる姿勢は、とても安心感を覚えます。
ゆっくり選ぶ言葉に敬意が込められていますし、お話ししていてとても心地が良いのです。
そして、自分もそうでありたいと思います。
Lilyのお客さまとお話ししている時も同じく
とても心地がいいと思うのは、Lilyというブランドを愛しているという共通事項があるからだと思います。
普段の生活で、それと同レベルの親近感を覚える方々と出会えることはとても稀だと思うのですが、ごく稀に出会えるのです。
そういった方々と、"話して伝える"ということはとてもかけがえのない時間で、
家族や、身近な人にこそたまにしてしまう、言わずして伝わっているであろうや、態度で察してもらおうなどの、今思えばとんでもなく野暮な事をすることは、程々にしようと思うのです。
"伝えない"という選択は、単なる"甘え"ですし、伝わっているか心配しているなら、ただ声に出していうだけで良いんですよね。
いつもありがとう。
この言葉でどれだけの人たちが、安心するでしょう。
たくさんの人に、感謝して、伝えて、たとえ望んでいなくても、してもらった事は自分なりに丁寧にお返しする。
それが自分に成っていくとおもった一年でした。
たくさんの人たちに感謝してもらい、感謝した一年でした。
情報で溢れた世の中で、更に言葉で伝えることは、正直疲れる事だと思います。
でも真摯に言葉で伝えてくれる人が1人いるだけで、その温もりある言葉は伝染していくと思います。
忘れがちな"言葉で伝えること"を2025年は身近な人から、そして少しでもたくさんの人たちに出来るようにしたいと思います。
そして、時の流れには区切りはなく、こういった一年の区切りに日頃の凝り固まった思考や、行動を客観視してみたり、身近な人たちの有り難さを再確認することはとても良い機会だと思いました。
明日伝えられないかもしれない、気持ちは新鮮なうちが一番相手の心に伝わります。
ことしも皆様が健やかに幸せ溢れる一年になりますように、こころよりお願い申し上げます。
いつも応援してくださいまして、
本当にありがとうございます。
本年も、よろしくお願い申し上げます。